アパレルブランドecmileは2025年11月より、公式オンラインストアで郵便ポスト返却可能な「シェアバッグ」によるごみゼロ梱包を開始しました。従来のダンボールと比較してCO2排出量を85%以上削減でき、1バッグは50〜100回リユース可能。使用後は素材の95%以上を水平リサイクルし、新たなバッグとして再利用する循環型システムを構築しています。ecmileは「ファッションを通じてサステナブルを自然に感じてもらえるきっかけにしたい」とコメントしています。
この取り組みは、アパレル業界における持続可能な物流ソリューションの先進事例として注目されており、環境負荷の低減とカスタマーエクスペリエンスの両立を実現しています。シェアバッグは軽量で耐久性に優れ、配送コストの削減にも貢献するとともに、消費者の環境意識向上にも寄与することが期待されています。今後、同様の循環型パッケージングシステムが他のアパレルブランドにも広がることで、業界全体の脱炭素化が加速する可能性があります。